勇の強い人は、目的や目標を達成することが価値の基準となっており、人生で求めるものは「達成」であり、そのために「行動する」という視点を持っています。とにかく達成に向けて行動することが大切であり、「やってみないとわからない」という考えが強く、物事を進化、発展させるためには、行動こそが大切なのだという視点から世の中を見ています。 |
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愛の強い人は、「自分は相手に何をしてあげられるだろうか」という観点が基準となっています。話す相手が自分にとって好ましい人であることが前提となっており、相手を好きか嫌いかまず判断して、好きな人なら「この人のために何ができるだろう」という観点で行動します。つまり、人生で求めるものは相手との共感や思いやりに基づく「幸せ」であり、そのために相手を「理解しよう」とし、自分も「理解されたい」という視点を持っています。 |
親の強い人は、自分のグループの「仲間かどうか」「利益があるかどうか」という観点が基準となっていて、人生で求めるものは仲間の「平和」です。そのために「自分の役割を果たす」という視点を持っていて、たとえその役割が苦手なことでも仲間のためなら実行します。 |
智の強い人は、「面白いかどうか」「わかるかどうか」「美しいかどうか」「本物かどうか」という真善美を峻別する観点が基準となっています。つまり、人生で求めるものは「真理」の追究であり、そのために物事を観察、分析し工夫するという視点を持っています。 |